間違いだらけ⁉ 後悔しかない昔のニキビ対策をお見せします

お肌や美容のこと

こんにちは! 日本化粧品検定1級、敏感肌ライターのやまもとようこ@yokoyamamoto_wt)です。

敏感肌は生まれ持った肌質というイメージを持っている方が多いでしょう。しかし、大人になるにつれて肌が敏感になケースがあるのを知っていますか?

実は、私もその一人。敏感肌になった原因は、過去の”間違ったニキビ対策”にありました。どれも、思わず「やめて!」と言いたくなるものばかりです。当時は必死だったのですが、今は後悔しかありません……。

今回は教訓もかねて、その一部をご紹介したいと思います。今ニキビに悩んでいる方は、決してマネしないでくださいね!!

やまもと
やまもと

肌質は十人十色。 すべての人に当てはまるわけではありませんが、ニキビ対策を見直すきっかけになれば嬉しいです。

この記事のテーマ

40代になった今も後悔……

“やめたほうがいい”ニキビ対策がわかる!

1.自分でニキビを潰す

中学生のころにできたニキビ。多感なお年頃だった私は、 鏡に映る自分の顔を見てはため息ばかりついていました。

やまもと
やまもと

ニキビがたくさん……。

一日も早くキレイな肌になりたい!

部活で忙しく、なかなか皮膚科に行けないときに思いついたのが、”ニキビを潰す”という方法。 指や爪を使って無理やりグイグイとニキビを潰すことにしたのです。

刺激で顔は真っ赤。そこまでしても、潰しきれずにモコモコと再び盛り上がるニキビもありました。

悪化したり跡が残ったりするため、自分でニキビを潰すのはNG!  しかし、当時は顔からニキビを消すことが第一優先でした。

この段階で、サボらずきちんと皮膚科に通っていれば……と思わずにいられません。跡にならずに済んだのが不幸中の幸いといったところでしょう。

2.強く皮膚をこする

過去のニキビ対策で一番後悔しているのがこの行為。皮膚を強くこすって白ニキビを消す方法です。考えるだけで恐ろしいですね……。

洗顔時に手で顔をゴシゴシするのとはレベルが違います。洗顔用ブラシやスポンジを肌に押し当てて、力を込めてこするのです。

白ニキビはちょっとこするだけで簡単に潰れます。それに味をしめた中学生の私は、

やまもと
やまもと

もっと広範囲を一気にキレイにしたい……。

アイテムを使ってスピード化を図りました。泡立てた洗顔料を顔に乗せ、洗顔ブラシやスポンジを使って強めにこするのです。

白ニキビはあっという間になくなりますが、こすった部分は真っ赤。自らすり傷を作っているようなものですから当たり前ですね。

やけどに近い症状もあるのか、消えたはずの白ニキビが次の日には復活。再びこすっては白ニキビが増えるの繰り返しです。

こすって傷つけた部分は皮膚が薄くなり、30年ほどたった今でも広範囲に赤みがあります。鏡でよく見るとほかの部分と質感も少し異なるようです。

私のようにやみくもに肌をこする方は少ないと思いますが、こすって良いことは何もありません。少しでも心当たりのある場合は、今すぐにやめましょう。

3.熱めのお湯で顔をすすぐ

高校生になると、皮膚科に加えて美顔教室にも通い始めました。そこで指導されたのが「顔はぬるま湯ですすぎなさい」ということ。

シャワーと同じぐらいの熱めのお湯ですすいでいましたが、水温が高すぎたようです。手で触れて、冷たいとも温かいとも感じない程度がちょうど良いのだそう。32℃前後のかなりぬるめの温度です。

「ニキビができるのは脂性肌だから」と信じていましたが、私の場合はそれが大きな間違い。実は乾燥気味の肌質で、インナードライになっていると教えられました。

熱めのお湯ですすぐことで必要な皮脂が流れ落ち、それを補うための皮脂を必死に分泌している状態だったのです。

やまもと
やまもと

顔がすぐにテカるから、絶対に脂性肌だと思っていたよ……。

「ぬるま湯ですすぐべし」との教えを受けてから、今でも洗顔時は必ずぬるま湯にしています。熱いお湯は肌に必要な皮脂や潤いを奪いかねません。ニキビに悩んでいる方も、一度水温を見直してみてはいかがでしょうか。

4.肌に合わない化粧品を使い続ける

ニキビ向けの化粧品と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?

  • 殺菌力や脱脂力のある洗顔料
  • さっぱりタイプの化粧水
  • 皮脂をおさえるジェルやクリーム

上記以外にもたくさんの種類の化粧品が販売されていますね。当時は、ニキビに良いと聞けば片っ端から試していました。そう、肌質のことはまったく考えずに。

バランスを崩した私の肌には、ニキビ向けの化粧品は刺激が強すぎました。乾燥を加速させ、余計な皮脂をどんどん排出させる事態に陥っていたのです。

最終的には自分の皮脂に負けてかぶれを起こす脂漏性皮膚炎を発症しました。ニキビも混在しているため分かりにくく、この診断が下ったのは20代になってからです。

塗り薬や飲み薬での治療を重ね、すべての化粧品を保湿力のある低刺激タイプに切り替え。今では状態が落ち着き、症状もほとんど出ていません。

ただし、肌に合わない化粧品を使用すると、再び症状が現れやすくなります。合わない化粧品は、購入したばかりでもすぐに中止です。

やまもと
やまもと

いつもとは違う症状が現れたら、肌に合わない成分が入っているのかも。評判だけでなく、自分の肌質に合うものを選ぶのをおすすめします。

5.キレイな肌を手に入れたいなら、適切なニキビ対策を

今では後悔しかない、かつての私が行っていたニキビ対策をご紹介しました。思い出してはめまいがするような内容ばかりですね。

「キレイな肌になりたい」と何度も思いましたが、それを遠ざけてしまったのは間違ったニキビ対策。今でも肌に影響を与えている部分がありますから……。

ニキビを治す近道は、やはり皮膚の専門家による治療や指導を受けることではないでしょうか。筆者のような後悔をしないように、適切なニキビ対策をしてくださいね!

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